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2011年9月 9日

USB 3.0 16GB Flash Memory

 筆者としては本当に久しぶりにUSBフラッシュ・メモリを購入した。しかし、USBフラッシュ・メモリを使っていなかったのかと言えば、全くそうでは無く頻繁に使用している。それは、専用のUSBフラッシュ・メモリでは無く、mcroSD/SDHCメモリ・カードを、小型(USBプラグと殆ど同じ大きさ)のメモリ・カード・リーダ・ライターへ装着して使用しているからだ。この方法だと、microSD/SDHCメモリ・カードをSDカード・アダプタへ装着すれば、デジタル・カメラのSD/SDHCメモリ・カードとしても使用可能だし、microSD/SDHCメモリ・カードであれば、携帯電話やスマートフォン、Androidタブレットにも使用可能だからだ。

Usb3_flash_1

 ところが最近はUSB 3.0対応のUSBフラッシュ・メモリが安価になってきており、読み書きの速度を考えると、従来のUSB 2.0対応のUSBフラッシュ・メモリはもとより、USB 2.0対応のmicroSD/SDHCカード・アダプタで、microSD/SDHCメモリ・カードを読み書きするよりも、遙かに高速な読み書きが可能だ。そこで、比較の意味も込めて安価になってきたUSB 3.0対応の高速なUSB 3.0対応のフラッシュ・メモリを購入してみたという訳だ。もっとも、筆者が購入したのはメーカ製ではなく、楽天の上海問屋で販売されていたノーブランドのUSB 3.0対応の16GBフラッシュ・メモリで、上に掲載した写真の様にパッケージも真っ白のバルク品である。

Usb3_flash_2

 筆者が購入した楽天・上海問屋の「上海問屋セレクト USB 3.0フラッシュメモリ16GB」は、公称100MB/秒以上の高速な読込速度を持っている様で、本当は「上海問屋セレクト USB 3.0フラッシュメモリ 8GB」でも容量的には良かったのだが、こちらの8GB版は50MB/秒と速度が半減してしまう仕様だったので、100MB/秒の転送速度に釣られて16GB版を購入してみた。パッケージには、表だけではなく裏にも何も印刷されておらず、勿論メーカ名や型名、スペックなどは、パッケージからは何も読み取れない絵に描いたようなバルク品だ。これは下手にパッケージ印刷にコストをかけるよりも、そのコスト分を販売価格に反映させて、より安価に販売してくれるのであれば、ウェルカムな事だと筆者は思う。

クリックで拡大表示 Usb3_flash_3

 USB 3.0 16GBフラッシュ・メモリ(型番も無いので、このように記述するしか無い)は、キャップレスの構造で、本体のスライド・ノッチを指で押しながらスライドさせると、USBプラグが現れる。スライドする部分は、半透明のプラスチック製で、内部の基板と一部のチップなどが見える構造で、USBポートへ刺して動作中には、この基板上のチップLED(青色)が点灯する。筐体もプラスチック製で、ここにも型名やメーカ名は無く、唯一「USB 3.0 16GB」と表側に印字されているだけだ。筐体の裏側には、ストラップ用の穴があるがストラップは付属していない。

Usb3_flash_4

 USBプラグの金属部分の内側にあるプラスチックの絶縁部分は、USB 3.0を示す青いプラスチック製で、もちろんUSB 1.1/2.0の上位互換なので一般的なUSB 2.0のポートへも装着が可能だ。また、USBプラグの金属部分にも、薄い印字ではあるが「16GB」と印刷されていた。もちろん、説明書なども一切付属 しないバルク品だが、約二千円で購入できメール便で注文して翌々日には届くという安い、早いの通販商品なので動作すればOKの製品と割り切りが必要だ。

Usb3_flash_5

 早々に、動作チェックを行ってみたのだが、まずはUSB 2.0のポートへ刺してみたところ、通常のUSBフラッシュ・メモリと異なり、ドライバの読込の後にWindowsシステムの再起動を要求された。本来であれば、PnP(プラグ・アンド・プレイ)で、そのまま16GBのリームバブル ディスクとして認識されるハズなのだが、挙動がおかしい。Windowsシステムは再起動を行わずに、リムーバブル ディスクとして認識されたUSB 3.0 16GBフラッシュ・メモリのプロパティを表示させてみると、挙動のおかしかった原因が判明した。なんとNTFSでフォーマットされていたのだ。

Usb3_flash_6

 恐らく、NTFSでフォーマットすることで、読み取り速度の向上を狙ったのだろうと推測するが、筆者の場合はWindowsだけではなく、Mac OS XやLinuxに加えてAndroidや他のアプライアンス機器でも使用するので、即FAT32で再フォーマットを行った。速度やファイル傷害などで劣るFATフォーマットだが、どんな機器でもマウントできるという利便性をUSBフラッシュ・メモリに与えるには、FATフォーマットが望ましいと筆者は思う。
 FAT32でフォーマットを行った後、再びUSBポートへ挿入してみると、今度はおかしな挙動も見せずに通常のUSBリムーバブル・デバイスとして認識された。もちろん、USB 3.0ポートでの動作も問題なかった。肝心の速度であるが、未だベンチマークを行っておらず、1GB程度のファイルを4~5個コピーしてみた動作チェックの結果は、やはり高速な書き込みが体感できた。読込は、更に高速でUSB 3.0対応は伊達では無かったというところだ。
 ちなみに、USB 2.0のフラッシュ・メモリとしても高速で、恐らくUSB 2.0の転送速度の上限で読み書きが可能だと思われる。また、8GB版の転送速度が半分の50MB/秒となっているのは、内部のコントローラがデュアル・チャンネル動作を行っているため、容量が半分の8BG版の場合には、シングル・チャンネル動作となってしまい速度が半減してしまうのだと思われる。とは言え、USB 2.0用フラッシュ・メモリとしては規格めいっぱいの高速動作が可能なので、これでも十分な速度だ。
 筆者の場合、USB 3.0ポートはASUSのU3S6を使用しているので、PCIe x4レーンでの接続となっているが、他のPCIe x1レーンのUSB 3.0カードなどでは、PCIeバスがボトルネックとなってしまう場合があるかもしれない。もっとも、最新のPCではUSB 3.0も標準で装備されているので、この場合はボトルネックも無く高速なUSB 3.0フラッシュ・メモリとして使用できるだろう。

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