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2011年11月11日

USB 2.0 Ethernet Adapter

 昨日、メール便で四日ほど前に注文していた商品が筆者宅へ届いた。宅配便を指定すれば、注文の翌日には配達されるのだが、別に急ぐ品物でもないしメール便の方が送料が格段に安価だから、商品の価格と宅配便の価格が同じ程度の通販商品の場合には、メール便を指定する事が多い。今回、筆者が注文した商品も、通販価格で千円に満たない商品だったので、メール便の代金と合計しても丁度千円程度の安価な商品で、しかも下に掲載した写真でも判るとおり、非常に小型(しかも軽量)な商品だ。

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 メール便の場合は、ポストに投函されるとWebでの追跡で「投函済み」とステータスが変わるのだが(ヤマト運輸の場合)、この「投函済み」のステータスは、投函と同時に変化するのではなく、どうも配達のドラーバーが配送センターへ戻ってから一括でステータス変更を行っている様だ。実際に、今回の投函ステータスにWebページの追跡状況が変化したのは、午後4時過ぎだったのだが、実際に投函されたのは午前11時前後だった様だ。このステータスの変化が、リアルタイムに限りなく近くなってくれれば、メール便も更に便利になるのだが、送料代金から考えれば致し方ないところか。

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 今回、筆者が通販で購入したのは、ありふれたUSB接続の有線LANアダプタで、商品名も「USB 2.0 Ethernet Adapter」だ。もちろんノーブランドの製品で、価格も税込みで880円と下手なケーブルよりも安価な製品だ。一般的にショップなどで販売されている千円前後のUSB接続型のLANアダプタと比べると、大きさも同等程度でスッキリとしたデザインだ。ボディ・カラーが白というのも、Macライクでなかなか良い感じだ。一般的なUSB接続のLANアダプタと大きく違っている点は、USB接続のコネクタが通常よりも小型のminiUSBタイプという事だろう。

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 この「USB 2.0 Ethernet Adapter」は、パッケージにも書かれているが汎用の有線LANアダプタで、10M/100Mbpsに対応しており、対応するOSもWindows XP/Vista/7、そしてMac OS XやLinuxにも対応しいる。付属してくる8cm CD-ROMには、対応しているOS専用のドライバも収録されているのだが、PCやMacへの接続では「USB 2.0 Ethernet Adapter」のminiUSBコネクタでは直接接続できる機種は少なく、標準USBコネクタへの変換コネクタが必要となってしまうだろう。

クリックで拡大表示 Usbethernet_4

 詳しい「USB 2.0 Ethernet Adapter」の仕様は、上記に掲載したパッケージに印刷された仕様書をご覧頂きたい(写真のクリックで拡大表示される)。さて今回、筆者がありふれたUSB接続の有線LANアダプタを購入したのは、この「USB 2.0 Ethernet Adapter」がLinux対応という点と、miniUSBコネクタに対応しているという点だ。実際に筆者が使用する機器は、愛用のAndroid端末である「Dorpad A8/HaiPad M7」だ。筆者の購入理由は、通販サイトで、この「USB 2.0 Ethernet Adapter」が、筆者愛用の「Dorpad A8/HaiPad M7」で使用可能と紹介されていたからに他ならない。

Dropad A8 (8) 有線LAN編

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 実際に、「USB 2.0 Ethernet Adapter」を、筆者愛用の「Dorpad A8/HaiPad M7のminiUSBポートへ接続してから、Dropad A8i/HaiPad M7の電源をオンにしてみると、画面上部のステータス・バーへ「ETH」の文字と「×」のアイコンが表示された。この状態から、有線LANのケーブルを「USB 2.0 Ethernet Adapter」へ繋いでみると、「USB 2.0 Ethernet Adapter」のLEDが赤く点灯するのだが、画面上のステータス・アイコン表示は、「ETH」+「×」のままだった。

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 そこで、一度Dropad A8i/HaiPad M7の電源を落としてから、今度は有線LANケーブルを接続した状態の「USB 2.0 Ethernet Adapter」を筆者愛用の「Dorpad A8/HaiPad M7のminiUSBポートへ接続し、Dropad A8i/HaiPad M7の電源をオンにしてみた。すると、今度は「USB 2.0 Ethernet Adapter」の赤色LEDが何度か点滅をくり返し、筆者宅内のLANと通信を行っているのが確認できた。
 Dropad A8i/HaiPad M7の画面上部ステータス・バーの表示アイコンも、今度は「ETH」の下に「↑↓」のアイコンに変わっており、LANへの接続を示していた。この状態からは、問題なくインターネットへのアクセスはブラウザ、メール、そしてマーケットへも全て問題なく行えることも確認できた。「USB 2.0 Ethernet Adapter」の赤色LEDは、リンク状態と電源LEDを兼ねているので、点滅している状態でLANへのアクセスを示しているのだが、コストの問題なのだろうが、赤いLEDではなく緑のLEDを使って欲しかったところだ。
 Androidタブレットに限らず、スマートフォンやいPad、iPhoneなどでは3G回線や無線LANが標準のインターネットへのアクセス手段であるが、時と場所(あるいは通信コストと速度)の関係からアクセス環境が有線LANしか無い環境も多々ある。ノートPCであれば有線LANポートは標準装備されているので問題は無いのだが、タブレット端末の場合には有線LANへのアクセス手段を、「USB 2.0 Ethernet Adapter」の様なアダプタで補完しておくこともビジネス用途では不可欠と言えるのではないだろうか。


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