カテゴリー「Caplio Pro G3」の18件の記事

2011年3月31日

Mozilla Firefox 4 Exif Viewer

 今月22日に、Firefoxの最新版となる「Mozilla Firefox 4.0」の正式版がリリースされた。旧バージョンのFirefox 3.6.16と比べてみると、まず起動速度が大幅に早くなったのに加えて、Webページの表示速度も非常に高速になった。当然ながら、次世代最新ブラウザの必須サポート条件とも言えるHTML5やCSS3、WebGL等も標準で装備されている。特にWindows PCユーザの場合には、日本ではリリースが延期されているInternet Explorer 9(IE 9)が、Windows 7/Vistaでしかインストール出来ないとう制限が課せられているため、Windows XPユーザの場合だけは、次世代ブラウザへのアップグレード・パスが限られてしまう。

Firefox4_exif_1

 従って、全世界のPCの未だ50%以上を占めるWindows XPのユーザだけは、次世代ブラウザとしてIE 9ではなく、今回リリースされたMozilla Firefox 4.0をインストールするか、最新版のGoogle Chromeをインストールすることで、Windows XPからWindows 7へのアップグレードを行うことなく、次世代ブラウザを手に入れることが可能だ。実際、個人のPCで最も多く(長時間)使用されるアプリケーションはブラウザなのだから、より高速動作で快適なうえ、セキュリティ的にも強固なMozilla Firefox 4.0や、Google Chromeなどの、最新次世代ブラウザへのアップグレード移行を、早めにIE 8(あるいはIE 6/7)から行った方が良いと筆者は思う。

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2011年3月24日

Google Chrome EXIF Viewer (2)

 前回、Google Chromeブラウザ用のExif情報データを表示する拡張機能プラグイン「Google Chrome Exif Viewer」をレポートしたのだが、同じExif Viewerの名称を持った他の二つの拡張機能プラグインのレポートを簡単にしておく。前回レポートした「Google Chrome Exif Viewer」は、Exif情報の殆どを表示してくれるのだが、一般的には表示されるデータが多くて逆に使いにくいという方も居られるかもしれない。そんな場合には今回レポートするEXIF Viewerプラグインの方が、使いやすいと思われる。

Chrome_exif_2_1

 Google Chrome用の拡張機能プラグインの入手先やインストール方法は、前回の記事を参照していただくとして、まずは、「Google Chrome EXIF Viewer」(バージョン:2.3.3)を紹介しよう。このEXIF Viewerの特徴は、特にExifデータの情報表示を行うために、面倒な操作が一切不要という、大変お手軽な拡張プラグインである。表示されるExifデータの情報は少ないのだが、ジオタグを含んだExif情報を持った写真の地図表示も、クリック一発で行えるという超簡単操作で済むのだ。

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2011年3月 3日

Google Chrome Exif Viewer

 今年のコンパクト・デジタル・カメラの新製品には、各メーカがGPS受信機を内蔵した新型モデルを発表しており、既に市場へ出回っている新型GPSデジタル・カメラもある。筆者は、昨年6月末に購入したソニーCybershot DSC-HX5V」と、同じく昨年の11月末に購入したカシオのEXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」を愛用しており、両機種のレポートも数回に渡って掲載している。そんなGPS受信機を内蔵したデジタルカメラの記事に対して、読者の方からの質問で最も多いのが、ブラウザでのExif情報表示だ。

Chrome_exif_1

 インターネット上で公開されている、ジオタグ(緯度経度データ)を含む写真のExif情報を読むには、ブラウザ単体ではExifのサポートは行われていないので、Exifデータ表示を可能とするプラグインをインストールする事になる。当然ながら、、ブラウザによってプラグインは異なるので、常用しているブラウザによって異なるExif情報表示用のプラグインを使用する必要がある。筆者の場合はメインで使用しているブラウザは、「Google Chrome」なので、今回はGoogle Chrome用のExif表示用プラグインを紹介しよう。

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2007年7月 7日

NOKIA LD-3W

 ノキア・ジャパン社から(やっと)日本国内向けに発売となった、Nokia Wireless GPS ModuleNOKIA LD-3W」を、筆者も入手してみたのでレビューをお届けする。ノキア・ジャパン社での正式なサポート機種では、Nokia E61SoftBank MobileX01NKの二機種のみとなっているのだが、Nokia社の海外サイトの情報では、これら二機種のノキア製スマートフォン以外のBluetooth搭載携帯電話や、Bluetooth搭載PCBluetooth搭載PDA幅広く使用可能と記載されている。

Nokia_ld3w

 ノキア・ジャパン社としてみれば、国内の他のBluetooth搭載機器へのサポートが出来ないのは、当然の流れであろうが、自己責任であれば高性能でスタイリッシュなNOKIA LD-3Wを使わない手は無い。しかも、ノキア・ジャパン社は(一流国際企業なら当然であるが)、NOKIA LD-3Wを国内で販売するために、技適(TELEC)認定を取得しているので、技適を取得していない非TELEC認定な輸入Bluetooth GPS受信機と違い、日本国内での使用も全く問題ない上、NOKIA LD-3WFCCCEの認定機器でもあるから、安心して海外渡航時にも使用可能だ。
 NOKIA LD-3Wのパッケージ内には、NOKIA LD-3W本体と充電用のAC-4J充電アダプタ、車載時にNOKIA LD-3Wを固定するためのマグネット・シール、英語と日本語による説明書などが同梱されている。AC-4J充電アダプタは、従来の国内ノキア携帯電話に同梱されていた、ACP-12J充電アダプタよりも、DCプラグが細く(2mmφ)なっているので、携帯電話用のACP-12Jを兼用したい場合には、変換プラグを用いることになる。

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2007年5月20日

Google Picasa2とGoogle Earth

 筆者の愛用しているGPS対応のデジタルカメラ、「Caplio 500SE model W」や「Caplio Pro G3」とペアリングしたBluetooth GPS受信機によって撮影された、Exif情報へGPSによる緯度経度データを記録した写真画像ファイルだが、従来は対応する電子地図ソフトへドラッグして表示したりして、撮影位置を確認する必要があった。しかし、Googleから無償で提供されている、「Google Picasa 2」と「Google Earth」を併用することで、簡単にGoogle Earth上へ撮影画像を登録することが出来る。

クリックで拡大ポップアップ Google_picasa2

 使用方法は簡単で、Picasa 2Caplio 500SE-WCaplio Pro G3で撮影した画像を読み込ませてから、Picasa 2のメニューより「ツール(T)」から「ジオタグ(G)」を選び、そこから「Google Earthで表示...」をクリックすれば、後は自動的に(予めインストールしてある)Google Earthが起動し、撮影した場所へ画像を登録してくれる。

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2007年2月23日

CNET Relay Baton Column

Cnet_baton CNET Japanリレーバトン・コラム「お気に入りガジェットバトン」の第十一回目に、筆者の記事が掲載された。このリレーバトン・コラムは、ライターの友人・知人ライターへ、次々にバトンを渡して、ライターお気に入りのガジェットを紹介していくという、連載コラムだ。
 言わば、ガジェット紹介のライター版「友達の輪」と言った企画。筆者の場合は、友人のライター佐橋 慶信氏からバトンを受け、今回の記事を執筆した。
 筆者は、愛用のリコー製デジタルカメラ「Caplio Pro G3と、先日紹介した同じくリコー製のデジタルカメラCaplio 500SE model W」を紹介した。もちろん、GPS対応デジタルカメラとして愛用しているので、筆者イコールGPSというイメージに応えた記事となっていると思う。
 ちなみに、筆者からのバトンを受けていただいたのは、友人のライター高橋 隆雄氏だ。さて、どんなガジェットを紹介してくれるのか、筆者も楽しみにしている。


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2006年8月 2日

GlobalSat BC-337 (コメットCF/3*GS) [3]

 パソコンGPSショップの「SPA」から発売となった、CFGPS受信機「コメットCF/3*GS」こと、台湾GlobalSatの「GlobalSat BC-337」を、Pocket PCノートPCではなく、筆者の愛用する、GPS受信機接続に対応した、リコーの最強GPSデジカメ(無線LANデジカメでもある)「Caplio Pro G3」で使用してみたので、レポートをお届けする。
 リコーのCaplio Pro G3では、CFスロットへ装着可能なCFGPS受信機としては、I-Oデータ機器から販売されている、「CFGPS2」が推奨されているのだが、このCFGPS2は既に1.5世代前のGPS受信機であり、測位感度の悪さなどもあるため、筆者も既に使用しておらず、Bluetooth接続によってGPS受信機をワイヤレス接続していた。

Bc337_pro_g3_1

 実は、日本国内ではCaplio Pro G3用としてCFGPS2を推奨しているリコーも、海外(特に米国)では、SPAから発売となった、CFGPS受信機コメットCF/3*GSこと、GlobalSat BC-337CFGPS受信機として推奨している。海外向けと国内向けで、ファームウェアの異なっていることは、十分に考えられるのだが一応、コメットCF/3*GSことBC-337を試してみた。

クリックで拡大ポップアップ Bc337_pro_g3_2l

 結果は、あっけなくコメットCF/3*GSことBC-337Caplio Pro G3は認識し、あっと言う間に測位を開始して(測位開始と共にCaplio Pro G3から音で知らせてくれる)、ディスプレイに捕捉GPS衛星の数や、2D3Dなどの測位状態、そして緯度経度を表示してくれた。

Bc337_pro_g3_3

 ちなみに、筆者はCaplio Pro G3の測地系設定は、デフォルトの旧測地系であるTOKYO測地系ではなく、世界測地系のWGS-84にセットしているのだが、TOKYO測地系にセットしている場合は、上手く測地系の切替が行われないかもしれない。
 この場合は、ノートパソコンなどへコメットCF/3*GSことBC-337を装着し、ターミナル・ソフトなどで測地系切替のコマンドを送って、旧測地系に切り替えてから、装着することになる。

Bc337_pro_g3_4

 コメットCF/3*GSことBC-337のボディカラーは、表側がグレーメタリックなので、CFGPS2の白いボディカラーと違い、Caplio Pro G3のボディカラーともマッチしており、特にCFGPS2よりも軽いため、測位感度だけではなく装着した状態でも使いやすい。
 また、BC-337の裏側は黒いボディカラーとなっており、被写体への反射も最小限に抑えられる。偶然だろうが、米国でリコーが推奨のCFGPS受信機として、BC-337を指定しているのも頷けるほど、ベストマッチだと思う。

クリックで拡大ポップアップ Bc337_pro_g3_5l

 Caplio Pro G3へ装着した、コメットCF/3*GSことBC-337によって撮影した写真の、Exif情報を見てみると、全く問題なくGPSフィールドへ緯度経度などの情報が書き込まれているのが確認できる。
 このJPEG写真ファイルを、対応する電子地図ソフトへドラッグ&ドロップすれば、そのまま撮影場所へ登録されるわけだ。また、以前に紹介した変換ソフトを用いれば、「Google Maps」(旧Googleローカル)、「Google Earth」の地図上へも簡単に表示が可能だ。
 既に、Caplio Pro G3用として、I-Oデータ機器のCFGPS2を使用しているならば、コメットCF/3*GSことBC-337へ、CFGPS受信機を変更することによって、大幅に測位速度の向上が図れるので、最小の出費で大きなGPS受信性能の機能アップを、使用しているCaplio Pro G3へ行う事が可能となる。
 そう言えばソニーから、「GPS-CS1K」が発表となったが、これは数年前に同じくソニーから発売されていた、「gTrex」の焼き直し版であり、言わばgTrex 3だ。GPS受信機のログ記録装置(GPSロガー)の記録時間によって、後処理で撮影された画像のExif情報へ、緯度経度データを書き込むツールによって処理を行う。無論、筆者はgTrex(初代と、二代目となるgTrex 2の両方)を所有しているが、ログデータがソニー独自フォーマットなので、汎用性に欠けるため現在では、当然ながら使用していない。
 実際の製品を入手してみないと、何とも言えないところだが、願わくば測地系の切替(デフォルトはWGS-84)や、ログをソニーのオリジナルフォーマットとしないで、NMEA0183フォーマットで記録して欲しいところだ。一応、仕様を見る限りでは、Googleの世界地図へも対応しているようなので、測地系はWGS-84だと思われるのだが。

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2005年11月16日

RoboGEO v3.0

 筆者の愛用する、GPS受信機接続に対応している、リコーの最強GPSデジカメ(無線LANデジカメでもある)「Caplio Pro G3」では、ケーブル接続やBluetooth接続によって接続されている、GPS受信機が測位した緯度経度データや高度データを、Caplio Pro G3のシャッターをトリガーにして、撮影されたJPEG画像へ、ExifデータとしてGPSデータを記録している。
 つまりデジタルカメラ側が、GPS受信機接続に対応していないと、ExifデータへはGPSデータが記録出来ない。ニコンから発表になった「Nikon D200」であれば、デジタル一眼レフカメラとしては、比較的手の届きそうな価格で、GPS受信機接続にも対応しているが、出来れば手持ちのデジタルカメラでも、簡単にGPSデータのExif記録を試してみたいところだ。

RIMG0096S

 そんな手持ちのデジタルカメラと、GPS受信機を用いて、簡単な操作でExifのGPSデータを記録できるソフトウェアが、「RoboGEO v3.0」である。このRoboGEO v3.0は、GARMINのハンディGPS受信機で記録されたトラックログや、GPXファイルなどからのGPSログデータを元にして、同じ時刻に撮影されたデジタルカメラ画像へ、緯度経度と高度を自動的に撮影時刻と同期を行い書き込む。
 Caplio Pro G3ではリアルタイムの処理であった、GPSデータの書き込みを、撮影時刻をキーにして後処理で、GPSデータを書き込む訳だ。同様のソフトウェアとしては、ソニーが過去にNaving'Youの姉妹ソフトとして、gTrexを販売していたが、RoboGEO v3.0も全く同じ手法によって、ExifデータへのGPSデータ書き込みをしている。
 RoboGEO v3.0はシェアウェアであり、日本からの場合2,900円となっているが、デモ版のダウンロードが可能なので、筆者も試してみた。RoboGEO v3.0をインストールして起動すると、次の様なメッセージが最初に表示される。

This is a demo version of RoboGEO v3.0

Random errors will be introduces that will cause the latitude and longitude values to be off by as much as a kilometer.

Do you want to purchase now?

 これは、「デモ版なので緯度経度データに約1Kmほどの誤差を加える」という案内で、RoboGEO v3.0を購入するかどうかを、尋ねている。「はい」をクリックした場合は、RoboGEO v3.0を終了後にRoboGEO v3.0の購買Webサイトがブラウザで開かれるが、「いいえ」をクリックすると、購買画面の表示は開かれないだけだ。
 ちなみに、距離の単位がデフォルトではマイル(mile)だったが、距離単位をは変更する事が可能だ。単位がマイルのままだと、約1mileの誤差が加えられると表示されるので、メートルの単位を選んだ方が、加えられる誤差は少ないのかもしれない(同じかもしれないが)。

クリックで拡大ポップアップ表示RoboGEO_1

 RoboGEO v3.0が起動すると、最初のステップ#1を、左側のナビゲーション・ウィンドウから選ぶ。作業としては、撮影された写真画像のフォルダーを指定するか、もしくは単体の写真画像ファイルを指定するだけだ。
 筆者の場合は、Caplio Pro G3と新型Socket Bluetooth GPS Receiverによって、既にExif情報へGPSデータ(緯度経度と高度)が書き込まれていたので、それぞれの写真画像ファイルに、これらの情報が書き込まれている。上記の画像では、そのExif情報へ書き込まれているGPSデータも表示されているのが、確認できるだろう。
 別途、GARMINのハンディGPS受信機で記録されたトラックログや、GPXファイルを読み込んで、撮影した写真画像のExif情報へ、GPSデータを書き込む場合には、ここでステップ#2を選ぶことになる。ステップ#2では、GPXフォーマットで記録されたログファイルの他、パソコンへ直接繋いだGARMINのハンディGPS受信機からも、トラックログやウェイポイントの取得が可能だ。また、手入力によって緯度経度や高度をExif情報へ入力することもできる。
 今回筆者の試用では、既にExif情報へCaplio Pro G3と新型Socket Bluetooth GPS Receiverによって、GPSデータがリアルタイムで書き込まれているため、ステップ#2の処理は省くことが可能である。また、auのGPSケータイに内蔵されている、デジカメを用いて撮影した際、GPSデータを書き込む設定をして保存した画像であれば、同様にステップ#2を省くことが可能だ。
 また、既にGPSデータがリアルタイムで書き込まれている場合は、どうやらランダムな誤差情報を加えられることはなく、Exif情報に記録されているGPSデータを、そのまま位置情報として使うようなので、筆者がデモ版を試した限りでは、正確な位置情報のままデータ処理が行われている。

クリックで拡大ポップアップ表示RoboGEO_2

 次のステップ#3では、RoboGEO v3.0が対応する電子地図上へ、撮影ポイントやトラックデータ(軌跡)などをエクスポートする作業となる。RoboGEO v3.0が対応している電子地図ソフトは、「Google Maps」(Googleローカル)、「Google Earth」、「MapPoint」の三種類で、加えてテキストファイルへのデータだけの出力もできる。
 MapPointは、マイクロソフトの販売している電子地図ソフトで、Webでのサービスも行っている。MapPointには、北米版とヨーロッパ版はあるのだが、日本版は販売されていないので、やはりGoogle Earthを選ぶのが、最も面白い選択だろう。
 ちなみに、Google MapsGoogleローカル)を選ぶ場合には、事前にGoogleアカウントの取得や、Google Maps APIの使用許諾によって得られる、Google Keyが必要となる。しかし、Googleローカルへのエクスポートを行うと、自分のサイトへGoogleローカルの地図や衛星写真と共に、自分の撮影した写真の撮影ポイントなどを表示できる、HTMLファイルを自動作成してくれるので、これもまた便利な機能と言えるだろ。

クリックで拡大ポップアップ表示RoboGEO_3

 RoboGEO v3.0のステップ#3が完了すると、Google Earthをインストールしてあれば、自動的にGoogle Earthが起動して、撮影ポイントの周辺航空写真が表示される。画面のスナップショットでは、Google Earthの起動から、撮影ポイントの表示までの動きが紹介できないのだが、これは毎回見ていて楽しくなる動作だ。
 上に掲載したGoogle Earthの表示は、先日撮影の試用で行ったCaplio Pro G3と新型Socket Bluetooth GPS Receiverによるものだが、撮影した画像のポイントのみのKMLファイル作成を選んでいる。GARMINのハンディGPS受信機で記録されたトラックログや、GPXファイルからのログ取り込みであれば、同時に軌跡の表示も可能だ。

クリックで拡大ポップアップ表示RoboGEO_4

 RoboGEO v3.0が生成する、Google Earth用のKMLファイルには、画像のサムネイル表示なども行えるし、メモなどを入力することも可能だ。上に掲載したGoogle Earthの表示では、先日横浜の赤レンガ倉庫でCaplio Pro G3と新型Socket Bluetooth GPS Receiverの組合せで撮影した画像だが、撮影ポイントをクリックすると、サムネイルがポップアップによってバルーン表示される。
 RoboGEO v3.0が作成するサムネイル画像のサイズも、ステップ#3のオプションによって、自由に設定可能だ。デフォルトでは横640ドットに設定されるので、少し小さめの200ドット前後のサイズが、衛星写真をバックに表示するには、見やすいのではないかと思う。

クリックで拡大ポップアップ表示RoboGEO_5

 日本で市販されている電子地図ソフトであれば、Exif情報へ書き込まれたGPSデータによって、その写真画像が撮影されたポイントを表示する機能を、機能の差こそあるが、殆どサポートされている。しかし、これも日本国内に限っての話で、海外で撮影したExif情報へGPSデータを記録した写真画像となると、せいぜい世界地図上への表示しか出来なかった。
 しかし、RoboGEO v3.0を使い、Google Earth用のKMLファイルを作成してやれば、世界中の何処の国で撮影された、Exif-GPS写真画像ファイルであっても、その撮影ポイントを特定できるのである。また、Caplio Pro G3D200の様に、GPS受信機接続に対応しているデジタルカメラでなくとも、GPS受信機さえあれば、同様の事が可能になるのだ。
 上に掲載しているGoogle Earthの表示は、筆者が8月に米国のラスベガスへ行った際に、Caplio Pro G3HOLUXより提供していただいたSiRF Star IIIのGPSエンジンを搭載している、「GPSlim236」で撮影した写真画像を、KMLファイルへエクスポートしたサンプルだが、見事にラスベガスの街の衛星写真上へ、撮影ポイントを表示してくれている。
 RoboGEO v3.0では、GPS受信機としてはGARMINのハンディGPS受信機しかサポートされていないのだが、先日紹介した「GPSBabel」を用いれば、GARMINのハンディGPS受信機のトラックログ形式や、ウェイポイント形式、またGPSファイルフォーマットへの変換も可能なので、inView N-911や、Mio 168RS/Mio 168や、手持ちのGPS受信機とPocket PCを組合せ、同じく先日紹介した「VisualGPSce」を用いて、NMEAフォーマットのGPSログを採取し、それをGPSBabelを用いてデータ変換することも可能だろう。
 いずれの場合でも、後処理によるExif情報へのGPSデータ記録では、同期をとる際に試用する撮影時間が、GPS受信機の時間とずれていないことが必要となるので、GPSデータのログ記録を行う時に、予め測位開始と同時にデジタルカメラの時計を、GPS受信機の時刻とゼロ・キャリブレーションをとっておく必要がある。
 デジタルカメラに内蔵されているカレンダークロックは、機種によっても異なるのだが、秒単位の誤差は数日で発生する場合も多い。従って、位置情報を記録しようとする場合、撮影前に必ず、GPS受信機の正確な時刻とキャリブレーションをとるというのが、GPS受信機接続に対応していないデジタルカメラで、Exif位置情報記録に対応した写真画像を撮影するための、最低限のコツと言えるだろう。
 なお、RoboGEO v3.0を終了する際、少なくとも筆者の運用環境では、毎回Windows XPがエラーを表示している。しかし、元画像ファイルや生成されたKMLファイル、HTMLファイルを壊すような事はなく、実害は発生していないので当面は様子を見ることにした。

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2005年11月13日

新Socket BT GPSテスト(2)

 昨日に引き続いて先日入手した、米Socketの新型「Bluetooth GPS Receiver」を、愛用のGPS受信機接続対応である、リコーの「Caplio Pro G3」でテストしてみた。新型Socket Bluetooth GPS Receiverの、消費電力を試してみるため、あえて充電を行わない状態で、そのまま愛用のリコーの「Caplio Pro G3」でテストしてみた。

051113

 Caplio Pro G3」の電池は、通常の撮影であれば、256MBのSDメモリカードを一杯に撮影できるため、普通は2日間から3日間程度は十分に撮影可能だ。旅行などで使用する場合、デジタルカメラの充電に加え、BluetoothタイプのGPS受信機を充電するのは、可能な限り少ない方が良いのは、言うまでもない。
 昨日は、約4時間ほどの連続動作をさせた、新型Socket Bluetooth GPS Receiverだが、そのまま未充電の状態で、この日も使用してみた。結果的には、最後まで測位を続けてくれ、結果的には8時間程度の稼働は問題なく可能だった。
 ちなみに、試用場所は横浜の赤レンガ倉庫で、伝説の戦争写真家である、「ロバート・キャパ」の作品展が開催されていたので、これを家内と二人で見に行ったついでに、試用してみた。赤レンガ倉庫の内部では、さすがに入り口近くでないと、測位は出来なかった。
 撮影したサンプル画像を1枚だけ掲載しておくが、昨日同様に写真共有サイトの「フォト蔵」へサンプルをアップロードしてあるので、そちらも参照してほしい。例によって、掲載したサンプル画像(フォト蔵へアップしたサンプル画像も)に記録されているExif情報には、新型Socket Bluetooth GPS Receiverによって測位された、GPSデータ(測地系はWGS-84)が記録されているので、対応する電子地図ソフトへドラッグ・アンド・ドロップすることにより、撮影場所(横浜、赤レンガ倉庫)がマークされるので、お試しいただければ幸いである。

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2005年11月12日

新Socket BT GPSテスト(1)

 先日入手した、米Socketの新型「Bluetooth GPS Receiver」を、愛用のGPS受信機接続対応である、リコーの「Caplio Pro G3」でテストしてみた。Caplio Pro G3側のBluetoothアダプタは、同じSocketCFBluetoothアダプタなので、相性問題は無いだろうと思ったが、期待を全く裏切らないで何の問題もなくペアリングが、あっけなく完了した。

051112

 実際に、撮影したサンプル画像を掲載しておくが、他にも写真共有サイトの「フォト蔵」へサンプルをアップロードしてあるので、そちらも参照してほしい。フォト蔵へアップしたサンプル画像は、本Blogへ掲載したサイズよりも、若干大きいので見やすいかもしれない。
 蜜柑狩りに行った際に、試用してみたのだが、山の斜面であるが、蜜柑の木が比較的低いので、GPS衛星を捕捉しやすい環境だったのだが、全く問題なくジャンパーの袖部分のファスナー付ポケットへ入れておいたが、衛星をロストすることなく、安定した測位を行ってくれた。
 電池も、移動時からずっと連続で動作させていたが、十分に稼働し続けてくれた。一日程度の運用であれば、全く問題なく運用をすることが可能で、Caplio Pro G3での使用には、ベストマッチのBluetooth GPS受信機だろう。
 例によって、掲載したサンプル画像(フォト蔵へアップしたサンプル画像も)に記録されているExif情報には、新型Socket Bluetooth GPS Receiverによって測位された、GPSデータ(測地系はWGS-84)が記録されているので、対応する電子地図ソフトへドラッグ・アンド・ドロップすることにより、撮影場所(横須賀市)がマークされるので、お試しいただければ幸いである。

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