今年も、いよいよ明日の大晦日を残すのみとなった。既に、仕事納めを済ませて、のんびりとされている方や、帰郷されて故郷で過ごされている方、そして筆者のように、まだ仕事をしている方と、年の瀬を各々過ごされているだろう。
筆者も、今日で仕事納めとして、明日の大晦日には大掃除を予定している。そして、大晦日の晩から、正月の元旦から三が日くらいは、久々にゆっくりとTVでも見ながら、くつろぎたいと思っている。

さて、筆者宅の居間には、CRTによるBS/CSデジタル・ハイビジョンTVが鎮座しているが、D4入力が可能なので、ここに余ったPCパーツで作った、「Windows XP MCE (Media Center Edition) 2005」のPCが接続してある。殆ど、HDD/DVDビデオレコーダの代用であるが便利なのは、そのままインターネットのブラウジングが、PCなので可能な事だ。
普段は、Windows XP MCE 2005専用のリモコンを用いて、TV放送のチャンネル切替や録画、IE(Internet Explorer)のコントロールを行っていて、殆どの場合はこれだけで問題は無く、キーボードの接続は行っていない。と言うよりも、居間のTVにキーボードを接続したく無い、と言った方がよいだろうか。
しかし、Blogの更新やメールの返信などを行うのに、わざわざ仕事部屋に行ったり、居間に仕事用のノートPCを、持ち込みたくも無い。特に、正月ともなれば、コタツでミカンでも剥きながらとか、ソファーに寝ころんで、ポテトチップでも摘み(いわゆるカウチポテト)ながら、片手でWindows XP MCE 2005で文字入力を行いたいところだ。
そこで、寝ころびながらでも、片手で文字入力が可能なキーボード、「Keiboard」(ケイボード)を購入してみた。Keiboardには、二種類のモデル(「Keiboard」と「Keiboard+IE」)があり、両者では微妙に仕様が異なっており、今回は二種類とも購入してみた(理由は後述する)。

Keiboard(左)と、Keiboard+IE(右)はよく似ており、最初に発売されたモデルがKeiboard(PA-101)であり、そのマイナーチェンジ版として発売されたのが、Keiboard+IE(PA-201)である。名前のとおり、改良版のKeiboard+IEでは、IEの操作が行い易いように、IE専用の制御ボタンが追加されている。

Keiboard(左)と、Keiboard+IE(右)で、IEの操作以外に、最も大きな違いは、マウス制御用のコントロール用ポインタ・ボタンだ。Keiboard(左)に装備されているのは、ThinkPadや旧DynaBook、Librettoなどに装備されていた、スティック型のポインタなのに対して、Keiboard+IE(右)では、大きな円形平形のポインタが装備されている。
筆者の場合は、旧DynaBookやLibrettoなどを愛用している関係で、スティック型のポインタ操作が、マウス制御をし易かったので、当然ながら慣れている(しかも、若干ながら安価な)Keiboard(左)を最初に購入した。

文字入力部分に関しては、Keiboard(左)とKeiboard+IE(右)に、大きな違いはなく携帯電話の、テンキー型キーボードだ。携帯電話での文字入力に慣れていれば、簡単に漢字やひらがな、カタカナを入力できるだろう。場合によっては、通常のフルキーボードよりも、逆に携帯電話型キーボードの方が、高速に入力できるという方も、居られるだろう。
筆者も、携帯電話でのメール送受信を、毎日のように家内と行うので、すっかり携帯電話(愛用のボーダフォン702NKこと、Nokia 6630)での、テンキーによる文字入力アレルギーが無くなり、かなりの速度で文字の入力が可能に、今はできるようになった。
特に英文のアルファベット入力と異なり、パソコンへの日本語の入力の場合、筆者はローマ字入力によって、英語キーボードで行っているので、必ず仮名漢字変換を行うので、慣れてしまえば、携帯電話のテンキー入力でも効率は、それほど悪くはない。
しかし、英文の入力の場合には、ローマ字変換はもちろんのこと、仮名漢字変換という作業も伴わないので、やはり欧米の場合(英文字入力)には、フルキーボード付の携帯電話(或いはBluetoothによる小型キーボード接続)が、メール端末として使う場合には、望ましいといえるだろう。

さて、最初に購入したKeiboard(上)であるが、筆者も確認せずに購入してしまったのだが、対応するPCプラットフォームは、Windows 98、98SE (Second Edition)、Windows Me (Millennium Edition)、Windows 2000、そしてWindows XPに対応しており、残念ながらWindows CE (Windows Mobile、Pokcet PC)には非対応だった。
Pocket PCの場合、inView N-911の様にUSBホスト機能を装備している機種であれば、標準装備のHIDドライバによって、Keiboard(上)も使えるのではないかと予想していたのだが、筆者の予想は見事に打ち破られてしまい、Keiboard(上)をinView N-911は、キーボードとしてはもちろんの事、マウスとしても認識してくれなかった。
このKeiboard+IE(下)をUSBホストを装備した、Pocket PCで動作させたとuttii氏がレポートしているのだが、どうやらKeiboard(上)とKeiboard+IE(下)では、HIDの仕様が異なるらしい。そこで、筆者もinView N-911で動作させるべく、Keiboard+IE(下)を新たに購入してみた訳だ。
Keiboard+IE(下)のパッケージには、サポートするプラットフォームとして、Windows CEがちゃんと明記されている。最初のKeiboard(上)を購入する際に、両者が並んでいれば、この部分を確認したのだが、両者が並んでいなかったとは言え、それをしなかった筆者のミスだったと言えるだろう。

新たに購入したKeiboard+IEを、愛用のinView N-911へUSBホストケーブル経由で接続すると、全く認識されなかったKeiboardと違い、なんの問題もなくHIDとして認識され、快適にinView N-911で文字入力が可能だった。inView N-911や、他のUSBホスト機能を装備したPocket PCや、CF型のUSBホストカードを装着したPocket PCへ接続する場合、価格やマウスポインタの形状はさておき、必ずKeiboard+IEを選ぶ必要がある点は、注意すべき点である。
とは言え、筆者の場合はWindows XP MCE 2005ではKeiboardを使い、inView N-911ではKeiboard+IEを使うという事で、それぞれを専用のキーボードとして使用している。今年は様々なUSB機器を、inView N-911へ接続してみたが、来年はどんなUSB機器を、inView N-911へ接続してみようかと、思案中である。
また、面白い機器が繋がれば、レポートしたいと思っているので、期待しないで来年も、本Blogをお読みいただければ幸いである。

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